特殊清掃とはどのような清掃?業者の選び方や資格の必要性をご紹介!
特殊清掃という言葉を目にしたことがあっても、
どのような清掃なのかをあまり気にしたことがなかった人もいるでしょう。
特殊と言われる理由が何なのか、特殊清掃をするには何か特別な資格が必要なのかと疑問に思うのはもっともなことです。
この記事では特殊清掃が必要になるのがどういうときかをわかりやすく解説した上で、
特殊清掃における業者の選び方も紹介します。
・特殊清掃とは何か
特殊清掃とは通常の清掃では衛生的で清潔な環境を作るのが難しくなってしまったときに実施する清掃です。
最も典型的なシーンとしては孤独死が起きてしまった部屋や、
事件に巻き込まれて亡くなってしまった方の部屋が挙げられます。
孤独死や事件などが起きた現場では、血液などの体液が広がってしまっているのが一般的です。
孤独死の場合には発見が遅れることが多く、遺体から汚物が出てきてしまい、
さらに腐敗が進んでいることがよくあります。
この際の清掃は通常のクリーナーなどでは十分にきれいにはなりません。
特殊清掃では特別な薬剤を使用して落ちにくい血液の痕などもきれいにします。
また、遺体の腐敗が進んでいたケースでは現場には感染リスクがあります。
亡くなった方が感染症を持っていた可能性も否定できないため、部屋の中は危険が多い状況です。
腐敗臭も厳しい場合がほとんどで、清掃をする上で自分を守るための防護具も必要になります。
このような対応をして最終的には除菌も実施し、安全に住める環境を取り戻す対応をするのが特殊清掃の特徴です。
・特殊清掃に求められる資格とは?
特殊清掃をする際には現場に応じた適切な対応を行い、特別な薬剤を使用するための知識や経験が必要になります。
しかし、日本では特殊清掃を実施するために資格を取得する必要はありません。
臭気判定士や事件現場特殊清掃士、脱臭マイスターのように特殊清掃現場で役に立つ資格は存在していますが、
清掃をすること自体は資格がない個人でも行えます。
ただ、特殊清掃業者の場合には業務内容によっては資格や許可が必要になります。
特殊清掃の際に出た廃棄物を回収して運ぶためには産業廃棄物収集運搬、
一般廃棄物収集運搬の許可を受けていなければなりません。
また、現場に残された家具や家電などの買取をする場合には古物営業法に基づく許可が求められます。
遺品整理も行っている業者の場合には遺品整理士の資格がある方が丁寧な対応を受けられるでしょう。
この他にも特殊清掃に付随する業務については資格があるのが望ましい場合もありますが、
特別な資格がなかったとしても特殊清掃業者としてサービスを提供できます。
・押さえておくべき特殊清掃業者の選び方
特殊清掃は厳しい作業になり、専門的な知識も求められることから業者に任せるのが賢い方法です。
いざというときにどの業者を選んだら良いのかで迷うことはよくありますが、選び方には2つのポイントがあります。
1つは必要なサービスを高い水準で提供している業者を選ぶことです。
資格がなくても業務に対応できるのは確かですが、有資格者が対応してくれれば質の高いサービスを受けられます。
無資格でも十分な作業をしてくれる可能性もありますが、
有資格者のプロがいる業者に依頼しておけば失敗がないでしょう。
もう1つは迅速に駆けつけてくれることです。
現場を放置しているとだんだんと状態が悪くなって復旧が難しくなります。
費用が高くなる原因にもなるので、すぐに対応してくれる業者を選ぶのが大切です。
・まとめ
特殊清掃は孤独死や事件などの現場で主に行われている特別な清掃です。
危険を伴う現場で、正しく清掃を行うためには知識も必要なことを考慮し、
有資格者を抱えている専門業者に依頼して対応してもらいましょう。
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